数ある職種の中でも、特に看護師は不規則な勤務や業務に対する責任とプレッシャーによって、心身のメンテナンスが難しい職種といわれます。
そんな看護師は、男女比の約9割が女性となっており、女性たちは結婚・育児・出産、介護等のライフステージの変化に合わせ、工夫を凝らしながら活躍されています。
中でも、30代後半以降のミドル世代は、仕事・家庭・育児の両立が一番大変なときでしょう。
実際、この世代特有の悩みとして、心身の疲労やキャリアの壁、プライベートとの両立が多く挙がります。
看護師である以上、長年にわたる夜勤や不規則な勤務を続ければ、心身に疲労が蓄積するのは当然のことです。
さらに、中堅看護師になるのもこの頃で、肉体的な疲れだけでなく、精神的なストレスも蓄積しやすい時期です。
キャリアの面では、責任が増す一方で、昇進や専門分野の選択に対するプレッシャーを感じる人も増えるでしょう。
同時に、家庭やプライベートとのバランスも取るのが難しくなります。
忙しく責任の大きい看護業務に加え、子育ても家事もこなすとなれば、やりくりは大変難しくなります。
これらの悩みを抱えながら、看護師として長く働くためには、心身のケアを徹底することが欠かせません。
できるかぎり、健康的な食事や適度な運動、十分な睡眠を心がけましょう。
そして、身近な家族や友人とよく話し合い、サポートを得ることも忘れずに。
周囲の理解と協力を得ることが、無理なく働き続ける重要なカギになるからです。
より広い視点で働き続けるコツを押さえたい方は、ミドル世代の看護師向けの情報にもアクセスしてみてください。